台湾に行ったら名古屋人が勝手に作った台湾ラーメンが名古屋ラーメンになっていた

あ、ありのまま起こった事を話すぜ!

「台湾に行ったら台湾ラーメンが名古屋ラーメンになっていた」

な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何をされたわからなかった…

催眠術とか超スピードとか(以下略)

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みなさん、台湾ラーメンって知ってますか?名古屋の人ならみんな知っているのですが、全国で知られているのか分かりません。どっちかっていうと、最近流行りの「台湾まぜそば」のほうが有名かも。セブンイレブンとかでも売られているし。

台湾まぜそばって何かというと、これは元々「台湾ラーメン」ってのを作ろうとしたあるラーメン屋が作ったんですよ。

台湾まぜそば - Wikipedia

 

じゃあ元々の台湾ラーメンって何かというと、これ、名古屋に住んでる台湾人の人が作った創作料理なんですね。

1970年代に、名古屋市千種区今池にある台湾料理店『味仙』(みせん)の台湾人店主の郭明優が、台南名物の担仔麺を元に賄い料理として作ったのが起源とされる[1]。名古屋人の好みに合わせて味付けを辛くしたもので、台湾人店主が考案したため『台湾ラーメン』と名付けられた。本場台湾では四川風などの辛い麺料理はあるが、同一の激辛ラーメンは存在しない(「スパゲティ・ナポリタン」や「アメリカン・コーヒー」がないのと同じ)。

台湾ラーメン - Wikipedia

 

それで、これはもちろん台湾にはない料理なので、台湾で同じメニューを出そうとしたら「台湾ラーメン」だと現地の人は意味わかんないんですよね。

なので、苦肉の策で生まれた名前が「名古屋ラーメン」。

つまり、「名古屋に住む台湾人が作った台湾ラーメンが台湾に輸入されるときについた名前」が名古屋ラーメン。すごい。

 

他にもある変な国名ついた料理や商品

天津飯

天津飯(てんしんはん)は、日本独特の中華料理天津市のみならず、中国には相当する料理がない。芙蓉蟹(かに玉)、芙蓉蛋をご飯にのせて、とろみのあるタレをかけたもの。天津丼(てんしんどん)、かに玉丼(かにたまどん)という名でも呼ばれる。内容や味は地域、店により違いがある。単品料理、または、定食の主菜として出されることが多い。

天津飯 - Wikipedia

中国であの気功砲撃つ人がなんて呼ばれているのかが気になる。

 

ナポリタン

ナポリにはケチャップ炒めスパゲッティはない。米国生まれのトマトケチャップを味付けの主役に使用することはまずなく、ピーマンやハムが入ることはない。トウガラシ加工品であるタバスコペッパーソースが入ることもない。

ナポリタン - Wikipedia

これは有名ですね。

 

イタリアンドレッシング

イタリアンドレッシング(Italian dressing)は、アメリカ料理およびカナダ料理におけるヴィネグレットソースタイプのサラダドレッシングで、またはレモン汁、植物性脂肪、みじん切りにしたピーマン砂糖またはコーンシロップ複数種類を合わせたハーブオレガノフェンネルイノンド食塩などを加えて作る。香りを高めるためにタマネギニンニクを使うことも多い。瓶詰の商品を買うか、乾燥させた野菜とハーブをミックスしたものにや酢を混ぜて調製することが多い。

北アメリカ式のイタリアンドレッシングはイタリア本国では使われず、イタリアではサラダにオリーブオイル、酢、塩、食卓に置かれたブラックペッパーをかけるのが一般的で、既製品のヴィネグレットソースは使わない。

イタリアンドレッシング - Wikipedia

イタリアはサラダにはオリーブオイルばっかりですからね。

 

フレンチドレッシング

フレンチドレッシング英語French dressing)は、アメリカ合衆国で生まれたサラダドレッシングである。別名「カタリーナ・ドレッシング(Catalina dressing)」。ヴィネグレット砂糖を加えた「白」と、ケチャップを加えた「赤」の2種類がある。フランスではヴィネグレットに砂糖やケチャップを混ぜる習慣は無い。

フレンチドレッシング - Wikipedia

ドレッシング界の闇が深い。

 

フレンチ・キス

フレンチキス』という言葉が有る。それなりに有名な単語だろう。しかしこれは所謂『ディープキス』を指す場合と、「唇が触れ合うだけの軽いキス」を指す場合の両方が存在する。

(中略)

まずは『フレンチキス』=『ディープキス』説だが、これは中世以降にフランスと対立していたイギリスが、「下品で卑しい」という意味を『フレンチ』という単語に付加したという説が有る。つまり『フレンチキス』とは「下品で卑しいキス」で、それがお互いに舌を絡ませ合う『ディープキス』を意味するようになったと考えられる。現在では『ディープキス』を「下品で卑しいキス」を思う人は少数派だろうが、何世代か前の時代までは充分に考えられ得る発想だろう。

一方で『フレンチキス』=「唇が触れ合うだけの軽いキス」説だが、これはフランス人が『フレンチキス』を「心からのキス」という意味で使用しており、これが旧世代の日本では「心からのキス」=「唇が触れ合うだけの軽いキス」と連想されたのだと思われる。実際にはフランスでは「心からのキス」=『ディープキス』なのだが、文化的土壌の違いからこのような相違が発生したのではないだろうか。 

complex fraction:COLUMN(『フレンチキス』の定義)

そういえば、昔AKBで同名のアイドルユニットがいましたね…キャッチフレーズは「親に紹介したい3人組」なのにディープキスってなんじゃそりゃ…