グルーポン系サービスの乱立具合がものすごい

IT系の新規ビジネスってやっぱり参入障壁がものすっごい低いからか、新し物好きな人が多いからか、ちょっと目新しいトピックが湧くとみんないっせいに飛びついて、一年後にはレッドオーシャン食い尽くして誰も市場から去ってしまうって印象があります。

で、グルーポン系サービスがちょっと前から注目され初めて、その後の乱立っぷりがものすっごいです。

グルーポンについては、こちらに詳しく書いてあります。

グルーポンとは、グループとクーポンを合わせた造語である。そして、一日締め切り方の共同購入割引をサービスとしている。サイト上で購入者を募り、その数が一定以上集まれば割引発生。集まらなければクーポンは発見されない、という仕組みだ。
この様に簡単なシステムで、アメリカでは爆発的に人気を呼んでいる。その他、海外にも広まりつつあり、注目に注目を集めている。

たぶん、日本で一番最初にそういう系のを始めたのが、pikuだと思います。2010年4月20日にリリース。それから、

と、怒涛のリリースラッシュ。おまけにまとめサイトとしてオールクーポンジャパンとかPonaviとかponponとか、もうクーポンって名前にかけたサービス名をつけるのが難しくなるぐらいの乱立具合。それぞれ違いあるんでしょうか?暇なときにもうちょっと調べます。

そのうち、ほとんどが「ちょっと高級飲食店」系。どんだけかぶってんだよ!って他人事ながら心配になりますね。しかし、いろんなところで「資金調達した!」ってニュースが出ているところからすると、景気はいいみたい。結局はサービスが乱立しても、それぞれの営業規模が小さいからか、これから市場が大きく成長していくまではしばらくぶつからないのでしょうか。今後、数社に淘汰されていくんでしょうか。
しかし、飲食店クーポンといえば「ぐるなび」、「hotpepper」が強いと思うんですけど、ここらは手をこまねいてみているんでしょうか。グルーポン系に手を出すと、既存サービスとカニバってエラいことになりそうなので、しばらく様子見でバブル弾けるまで我慢なんでしょうか。しかし、今は差別化戦略がまったく無いので、営業力がキモという状況ですので、リクルートの営業部隊がもうちょっと市場が広がったところで進出すれば全て駆逐してウマーな感じもします。
でも、そもそもクーポンってなんなんでしょうね。始めから安くできるなら安くしとけばいいのに!って思うんですが、まぁマーケティングというものはそう上手くいかないのでしょう。
前にTwitterでつぶやいていた飲食店の人が、「「ぐるなび」にサイト掲載するのは、ぐるなびにはご飯を食べたい人がたくさん集まっているから、サイトを見てくれる。普通にネット上にサイトを置いても、誰も見てくれない。」と言っていました。曰く”釣り糸を垂らすには、魚のいる釣堀へ”だそうです。そういう意味でも、飲食店側はなにかしら人々が注目しているサービスに乗っかっとかなきゃダメなんですね。

…なんか話が脱線して来ました。

海外はどうか?

まぁ、同じように雨後の筍のようにいろいろ現れているようですが、ちょっとTech crunchで変わりダネが紹介されていました。ふむふむ。

派生サービス

さらには、グルーポン系システムをパッケージで売る会社まで出てきちゃいました。いやー、すごい。仕事早い。
クーポンシステム.jp