これ知ってる?電子書籍化ツールのいろいろ
はてブを眺めていたら、本を裁断せずに電子書籍化できるスキャナー「Simply Scan」ってのがエントリーに上がっていたんですけど、これ、全然書籍のデータ化には使えなくないですか?
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たしかに裁断しなくていいのはいいんですけど、1枚1枚読み取る作業を自分でしなければいけないのって、一冊やるのに何分付き合わないといけないのでしょうか…見開き1回で2ページ読み取れるとして、それに何秒かかるのでしょうか?2秒だとして、300ページの本を5分か…ずーっと見開きペラペラやり続けるのって、めっちゃきつそうです。
その楽チンさとかから考えて、やっぱり背表紙カットしてScansnapが最強そうですね。

FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: Personal Computers
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他には?
やっぱりデータ化するのって、その作業が楽じゃなきゃ続かないと思うんですよね。
このSimply Scanみたいな感じなら、ちょっと前話題になった東大の石川小川研のこの動画とかのほうが、楽チンで便利そう。
これ早く実用化しないかなー、と思ったら、全然もっと便利そうなのもありました。
「SCANROBOT」っていう装置で、全自動で一時間2500ページのスキャンができるらしいです。なんでも、ドイツのバイエルン州立図書館に導入され、グーグルのためにスキャン活動をし続けているそうな。お値段は1000万円ぐらいらしいです!
同じ形式でもうちょっと安いのだと、「BookDrive DIY」とか。こちらは3499ドルとからしく、1000万円に比べればかなりお買い得!?
今後出て欲しいサービス
Scansnapで十分自動化はできるので、あとは書籍化したファイル名をいちいち自分で入力したりするのがめんどくさいですよね。iTunesにCDから音楽を取り込んだときにCDDBから曲名とかアルバム名とかの情報を取ってくるような感じで、背表紙の情報から自動で書籍の名前を取ってくるようなサービス、誰か作らないでしょうか?CDに比べて市場が小さすぎるし、無理かなぁ。