アスリートの夢を応援する。「アスリートエール」がおもしろい。

最近サービスが開始された、「アスリートエール」ってサイトがおもしろいです。

このサイトでは、登録したアスリートが活動資金を得るためにアスリート自身でファンを獲得し、さらにそこから小口のスポンサーになってもらいます。


アスリートエール



支払額はスポンサー各自で決められるみたいです。スポンサーは、金額に応じて選手から生の声を聞けたり、設定されたさまざまなサービスを受けられます。


最近は

不況で企業の部活が廃部になったり、スポンサーを探すのって大変そうですから、こういうのおもしろそうですね。
これまで、あんまりアスリートが直接一般のファンから資金を集める方法ってなかったと思うんですよね。
このサービスによって、アスリートから見たら新たな「市場」が広がるとともに、アスリートにとってもプロスポーツの本質である「以下にお客さんを楽しませて人気を得るか」の観点が磨かれて、おもしろいと思います。

また、このサービスって他の様々な、お金がないけど夢を追いかけたい人々を対象としたサービスにも使えそうな気がします。
例えば、駆け出しのミュージシャンであったり、お笑い芸人であったり、漫画家であったり、作家であったり…
相撲のタニマチみたいなもんでしょうか。そういう、夢を追いかけている人を応援したいお金持ちとかからお金をうまいこと流すビジネスができたら、世の中もうちょっと素敵になりそうです。

(参考)ファイブフォー、アスリートの資金調達支援サイト「アスリート・エール」(ベンチャー・ナウ)

似たような(?)サービスで

ソーシャル・レンディングっていうのが今後じわじわ流行りそうです。

これはネットを介した個人間融資で、銀行などが間に入らない分、借りる側は低金利で借りられ、貸す側は高金利で貸せます。中抜きが無いですからね。ただし、その分ある程度リスクが高まります。
これも、借りる側は何のためにお金を必要としているのかを明確にし、貸す側も「この人なら信用できる!この人に貸したい!」って思える人に貸すっていう仕組みで、上のアスリートエールとちょっと近い感じに見えます。

(参考)maneo AQUSH