漫画アプリに新しい流れ!漫画のセレクトショップ「マンガトリガー」に期待する
皆さん、漫画好きでしょうか?僕は大好きです。いつもLINE漫画とマンガワンで無料で読み漁っています。嘘です。ちゃんと課金もしています。最近はマンガワンで「六三四の剣」を全巻イッキ読みしました。おもしろいのに最後あっさり終わりすぎじゃないでしょうか?嵐子ちゃんが不憫すぎる…
さて、そんな漫画好きの僕ですが、友人に小林琢磨という人間がおりまして。彼は出会ったときからサーチフィールドの会社の社長で「漫画が好きすぎて起業した」と言っていて、心の底から中二病。当時から色々と漫画事業もやっていたのですが、2年ぐらい前に漫画がめっちゃ置いてある漫画サロン「トリガー」を始めたり、マンガHONZでレビュー書いていたり、だんだんと起業家からマンガ事業家にシフトしていって、昨日マンガトリガーというアプリがリリースされていました!
マンガトリガー -厳選オススメ漫画が毎日読めるセレクトショップ! on the App Store
iOSアプリ『マンガトリガー』がリリース | アニメイトタイムズ
これが、なかなかに漫画好きをくすぐるコンセプト。
「漫画好きによるセレクトショップ」って素敵すぎる
「マンガのセレクトショップ」をコンセプトにした、出版社の垣根を超えた厳選漫画を毎
日”待てば無料”で 1 話ごとに読める漫画レコメンドアプリ。
僕は前々から漫画を読むときにいろいろなものを参考にしていたのですが、ちょっと導線が悪いのが気になっていたのですよね。だいたい上記のマンガHONZを読んだり、「このマンガがすごい!」を参考にしたりしているんですが、それ見た後にKindleで買ったりすると、
検索⇒紹介ウェブサイト⇒Kindle画面⇒購入⇒Kindleアプリ
でやっと読めるという流れ。おまけにKindleで買う場合一巻単位で試し読みするにしても500円とかかかっちゃうわけで。もっとアプリ内でシンプルに、自分の趣味と合う人のおすすめ漫画を簡単に読めるものってあったら良いなぁと思っていた次第です。
それを解決したのが、この「マンガトリガー」。
基本的な仕組みは、前述のマンガワンに似てます。ざっと見たところほぼ全ての作品が、毎日無料で一話ずつ読めちゃう。(途中から有料になったりもしますが、おもしろかったなら買いましょう、それがいい)
この一話ずつ読める仕組みがまずすごくて、自分の作品を見つけたら、それが毎日一話ずつ読めるんですね。マンガワンだと「全作品で4話」読める感じだったり、LINEマンガだと「それぞれの作品が毎週1話更新」されるんですが、マンガトリガーは「作品ごとに、前回読んだ時間から24時間経つと次の話を読める」んです。これは素敵!自分のセレクトした好みのマンガを読めるのって、最近だとMyジャンプとかあったんですが、これはジャンプしか読めないし週次での更新です。毎日ってなんだよ!太っ腹すぎるだろ!
さらにおもしろいのが、ラインナップが漫画好きの心をくすぐりまくるところです。普通、リリースと同時にビッグタイトルを揃えるもんじゃないですか?でもマンガトリガーはすごいんです。ちょっと悪口に取られるかもしれないんですが、プッシュされてる漫画が「スピリットサークル」とか「預言者ピッピ」なんです。意味わかんなくないですか?ビジネス的にはもっと売れセンの入れろよ!と思うのですが、この2つのおもしろいのなんの!漫画好きのこだわりのラインナップがたまりません。体感的に、一般的な漫画アプリの作品って9割ぐらいつまんなくて、残り1割ぐらいを探しにいく感じだと思うんですが、「マンガトリガー」内は7割ぐらいおもしろいので、かなりこだわってる感じです。
それでもまだ自分の好きな漫画を探せられない、探すのがめんどいという人のために、著名人による一押しセレクションなんてのもあります。
例えばIT企業に努めてたら、まずはホリエモンとか藤田社長のを読んでみたくなりますよね。さらっとですがコメントも書いてあって、Amazonとか他の漫画アプリのレビューとかを参考にするより、こっちのほうが人が見えている分参考になりますよね。
関係ないですけど佐野ひなこがかわいいのですが、こやつノーマーク爆牌党チョイスするとかやるじゃねぇか…
あと、気になるのが作品情報に「キーワード」ってあるんですよね。まだ実装されていませんが、これをキーに「なんか今テンション上がる漫画読みたいな」ってときに、東京トイボックス読んで、その後働きマン読んで…みたいなことができると素敵な気がします。
マンガトリガー内のおすすめ漫画5選
ということで、マンガトリガーのラインナップで僕的におすすめの漫画を5つ考えてみました。まずはこれを読んでみるといいよ!これが無料で毎日読めるアプリって他に無い気がする!
今日からヒットマン
めっちゃおもしろいのにどの漫画賞にも押されていなくて、実はdビデオで実写ドラマ化してるのにあんまり知られていなくて、もう日本死ねって感じなんですが、マンガトリガーの初期ラインナップに入っていたよ!やったよ!
週刊漫画ゴラクという酒とタバコとギャンブルの臭いがする雑誌(個人的意見)に連載されていたので、なかなかジャンプとかアフタヌーンとかの人には住む世界が違うところもあるんですが、そこは越境していただきたい。サラリーマンがヒットマンになって超才能あって活躍するんですが、異世界に召喚されて無双するラノベをサラリーマンが楽しめる感じに書いたと思えば良いんじゃないでしょうか。
預言者ピッピ
こちらは万能のAIが誕生して未来が予知できるようになる話。めっちゃ考えさせられます。なかなか続刊が出ないで2巻で止まっているので、俺が元気玉使えたら友達誘って作者に力を送りたい。
惑星のさみだれ
地球の危機に立ち向かうメガネ少年が超能力を手に入れてがんばる話。絵柄がかわいくて超能力の話がおもしろいんですが、ヒロインのさみだれがかなり痛い子。そのため、最初の2巻ぐらいはとても痛い感じが大丈夫かって思ったんですが、最終回まで読むときちんと感動してさみだれちゃん超かわいいってなる。メンヘラというのはだいたいそういうもの。
花とみつばち
「働きマン」で有名な安野モヨコ版の「モテキ」みたいな感じ。最近はこういう「モテヒエラルキー」を扱った漫画って増えましたが、僕の人生における元祖はこの作品。あからさまな非モテテンプレではなくて、ちょっと頑張ればモテそうなんだけどどこかずれててモテない主人公のこの微妙な感じが、安野モヨコの観察眼の素晴らしさを感じさせます。
シュート!
14年前の作品なのに、いまだに「シュート」で検索するとトップにこの作品が出て来るSEOに激強漫画。今は亡きSMAPが実写映画化してたりで(そっちは知らなくても)、アラサー男性にとっては思い出の作品。当時は超人サッカー漫画が多かった中で、僕史上初めて読んだ正統派なサッカー漫画。最近の理論派サッカー漫画にはない部活青春の暑苦しさが今読んでもおもしろいです。
ところで、最近知ったのだけれど作者の大島司が女性ってことに驚きを隠せない。中学生男子が大好きな感じの下ネタがいっぱい出てくるんだぜ、この漫画…
以上です!みなさん良き漫画ライフを!