映画「ギャラクシー・クエスト」が傑作SF映画だった!

色々なブロガーさんがギャラクシー・クエストがおもしろいおもしろいと言っているのですが、イマイチパッケージがイケテなさすぎなのでスルーしていたのですが、意を決して観てみたらめちゃくちゃおもしろかった件。良かった、人生後悔するところだった。

 ↓イケテないパッケージ

ギャラクシー★クエスト [DVD]

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コンテンツが世に出た瞬間から、それは受け手の物になる、という話があり、この物語はそれを表現している気がします。最近で言うとさむらごうちまもるの件とか、クリープパイプってバンドが事務所から勝手にベスト盤出されて怒ってた話とか話題になったけど。どんなにクリエイターがクソだったり意思に反したものでも、そのアウトプットに罪は無く、そしてアウトプットされた瞬間からそれはもう受け手に影響を及ぼし、受け手の人生を変えうるのです。
 
この物語は、そんな話。
 
 

 

あらすじ

1979年から4年間放送された、宇宙探査局の活躍を描いた伝説的人気SF・テレビシリーズ『ギャラクシー・クエスト』。放送終了から20年経った今も人気は衰えず、ファンダムのイベントが行われるコンベンション会場は熱狂的なファン「クエスタリアン」で満員だった。『ギャラクシー・クエスト』以降、あまりぱっとしないキャスト達は、ファンへのサイン会やイベントを糧にして俳優生活を送っていた。そんなある日、『ギャラクシー・クエスト』のイベント会場に、グレーのボディースーツを着た変わった4人組が現れた。彼らは実は宇宙人サーミアンで、悪者宇宙人サリスとの戦争を打開するため、プロテクター号タガート艦長に助けを求めに来たのだった。だが、タガート役のジェイソンはプロモーターの出演依頼と勘違いし、彼らのリムジンに乗り込む。二日酔いのジェイソンが目覚めたのは宇宙船の中だった。「嘘」の概念が無いサーミアンは、テレビ番組『ギャラクシー・クエスト』の電波を自星で受信し、架空のドラマだとは思わずに歴史ドキュメンタリーと信じて見ていたのだった。サーミアンは番組の愛と正義と勇気と信頼の世界を手本に自分たちの文明を建て直し、宇宙船プロテクター号さえも完全に再現していた。地球に戻ったジェイソンは『ギャラクシー・クエスト』のメンバー達に体験を話すが相手にされない。そこへサーミアンが再び助けを求め現れ、ジェイソンはメンバー達を一緒に行こうと誘う。メンバー達は最初帰ろうとするが、せっかくジェイソンが持って来た仕事だからと付いて行くことにする。本物の宇宙船で宇宙戦争をすることになるとも知らず。

 
Galaxy Quest - Trailer [HD] - YouTube

 

感想

笑いあり、涙あり、アクションあり。エンターテイメントの王道を行く素晴らしい映画でした!

とにかくいろいろな要素がてんこもりなんですが、まず一番感動したのは、偽物だった主人公たちの物語を、宇宙人たちは本当に本気で信じていて、それを参考に宇宙船を作る。そして、彼らはそれを最後まで信じていて、偽物だった主人公たちは彼らの想いに応えようと、本物のヒーローになる。この流れが素敵すぎてやばいです。

最初は偽物だった主人公が本物になる話や、昔一流だった主人公が誇りを取り戻す話とか、無垢なもの(子どもとか)の態度に当てられて、悪い主人公が改心する話とか、そういうストーリーって腐るほどたくさんあると思うんですが、この映画はその必然性だとか持って行き方だとかが群を抜いて素晴らしいです。

また、笑いありの部分も良いです。明らかにスタートレックのパロディなんですが、スタートレックを知らなくてもそのパロディはめちゃ楽しめます。散りばめられたSFあるあるシーンにいちいちツッコミを入れてくんですが、この監督分かってるな感がたまりません。声を出して笑い転げる感じではないんですが、見ている間中ずっとニヤニヤが止まらないというか、オタク心くすぐりまくりなんです。

 

全体的にB級映画臭さが漂いますが、むしろB級臭さを出すことでまともに伝えると恥ずかしいようなことをうまーく表現している映画です。例えば、夢を諦めないこととか、子どもの頃に見た夢が宇宙のどこかで本当に起こっている話だとか。

 

登場してくるキャラクターは悪役宇宙人以外悪い奴が一人もいなくて、勧善懲悪超ハッピーに終わるので、そういう映画が見たい気分のときは超オススメ映画です!

 

評価

80点(100点満点中)

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