今晩のgiftee無双を経て思ったこと、あれこれ。
gifteeとは?
gifteeって知ってますか?
giftee は、Twitter やメールで、
日頃の「小さなありがとう」を簡単にギフトとして
送ることができるサービスです。
らしいです。
今年の3月1日にローンチされて話題になったサービスなので、いまさら感たっぷりではありますが、使ってみた感想などなど。
ちなみにgifteeを紹介したどこの記事も割と褒めちぎっていて、生まれたばかりのスタートアップを暖かく見守るテンションなので、僕はこの記事でたくさんケチをつけます。基本的には僕も素敵なサービスだと思っているんですが、その反面ささいなところが結構気になるもので。
webサイトはこちら。http://giftee.co/
使い方とかの詳しい説明はこちら。
小さなありがとうを届ける。マイクロギフトgifteeの楽しさ / ハチヨンイズム http://84ism.jp/archives/12514
使い始めたきっかけ
僕のよく行く美容院の美容師さんが、たまたま昨日誕生日でした。
そんなにめちゃくちゃ仲が良かったりプライベートで遊ぶ仲でもないので、今度会ったときにおめでとうと言うだけでもいいのですが、逆にそういうときだからこそちょっとプレゼントでもして、サプライズしてみたいと思うのが人情というもの。
で、そういえばTwitterのアカウントを最近教えてもらってフォローしたのを思い出し、「そういえばgifteeなんてあったなー」と思い立ったのがきっかけ。(gifteeはTwitterだけでカフェのドリンクチケットなどが贈れるのです!)
で、僕が
giftee初ちゃれんじ!
とツイートしたところ、
@chrlohya まだ来ないよ!
「いや、おまえに贈るって言ってないし(笑)」と思いつつ、こんなツイートがいろんな人から返ってきました。
それなら、せっかくなんでたくさん贈ってみようと思ったので、
とりあえず、試しにしばらくgiftee無双しようっと。誰か僕にお世話してくれた人募集。
ということで、いろんな人にgifteeしまくってみました。
gifteeのいいところ
gifteeはTwitterのアカウントさえ知っていればギフトが送れます。また、一度サインインしたら、贈るのがめちゃくちゃ簡単です。サクサク贈れる。ここが一番の魅力。
また、今のところカフェ中心で、全部の店舗がオシャレです。誰かが「オシャレなカフェ探してたら、とりあえずgifteeに載ってるお店に行けばいい」みたいなことを言っていましたが、まさにそのとおり。
gifteeのわるいところ
まず、ギフトを贈ると自動でツイートされるところ。
こんな感じ。
To: @ebasaMほらよ!giftee for you: ON THE CORNERhttp://giftee.co/g/Tj5Byl
これは、そもそものサービスの思想として、「気軽に人にギフトを贈る」というところがあるので、Twitterで自動で表示されるようにしたのかもしれません。それぐらい軽いギフトとういことで。
でも、場合によってはそういうのって他人に見せたくないときってありますよね?
例えば、僕は誕生日プレゼントとしてある人に贈ったのですが、別のある人がそのツイートを見たら、「俺は贈られたことないのに!」って思うかもしれません。そういうのって気になります。別にプレゼントを贈るのって、他の人に見せびらかしたいものでもないし。
いや、「そんなこと言うならgifteeなんて使うなよ!」とか、「ツイートを消してDMすればいいじゃん!」とか言われるかもしれませんが、やっぱりここは嫌だなぁと思いました。
次に、ツイートだけだと贈られた側はプレゼントをもらったってこと、分かりにくいです。
上の僕のツイートを見てもらえば分かるとおり、「giftee for you:(お店の名前)」ってなっていて、URLが貼ってあるだけ。gifteeがそれなりの認知度を誇っているならともかく、今の状態じゃIT系の人間以外あまり知らないと思います。僕が最初に贈った美容師さんもたぶん知らない様子で、気付いてなさそうなリプライが返ってきました。せめてそのURLが踏まれたり、ギフトが使用されたのかが分かる仕組みがあればいいのですが、現状そういった機能はないようです。
たぶん、僕は次に美容師さんに会ったときに、「あのツイート、URLにギフトが付いてたんですけど、見ました?」っていう情けない確認を取らなければいけないのが、非常に残念。
ドリンク1杯とかしか贈れない。
贈っておいてなんなんですけど、ドリンク一杯のチケットをもらった人って、それどうやって使うんですかね?誰かと行く?でもそのときはギフトをもらった人は自分の分しか安くならないので、誰か誘いづらい気がします。一人で行くのでしょうか?
ギフトが安い。
これもちょっと気になります。人によると思いますが、ドリンク1杯のために「わざわざ」そのお店に行ってもらうのがちょっといたたまれない気分になります。僕は贈る側として、「これ贈ったら、もらった人が『コーヒー一杯分だけギフトもらったけど、わざわざそのお店行くのめんどいなー。でももらったから使わないと悪いな…』って思われちゃうのが嫌だな」って思ってしまいます。どうせなら、1000円〜2000円ぐらいの価格帯を充実させて欲しい!
お店が駅から遠い。
上の2つの要因は、どれもこの「お店駅から遠い」に起因しているんですよねぇ。まだまだ提携店舗数が少ないからしょうがないんですが、まずは駅前や徒歩3分以内のカフェを制圧して欲しかったです。全部は確認していませんが、渋谷も新宿もそういったお店はありませんでした。僕としては、徒歩8分かけて380円のコーヒーを飲んでもらうのって、よっぽど贈る相手がそこの場所にピンポイントでよくいる人にしか、贈れないイメージです。
ただ、逆にやたら便利な店舗を押さえてしまうと、そこにばかりギフトが集中してしまう傾向も出そうで、難しそうですね…今は店舗がちらばっているので、たぶんどこも同じぐらい使われてそうな気がしますが。(実際はどうなのか知りません)
gifteeの変な使い方
上記の「ドリンク1杯とかしか贈れない。」に対するソリューションがこちら。
@chrlohya 一人で飲むのがどうしても寂しい時とかに相手に贈って一緒にいくとかすればいいのかな?デートの口実には使えなそうだしね…
こんな手があったとは!
同じような感じで、gifteeを贈った好きな女の子から同じお店のgifteeを贈り返されて、「一緒に行こうよ!」みたいなことを言われたらなぁ…とか妄想してみたり。
(参考)
こんなことを言いつつも、
やっぱり素敵なサービスだと思うのは変わらないので、これからもちょくちょく使いたいなーと思いました。早くもっと便利になってほしい!
類似サービス
ソフトバンクギフトってのがあって、これはケータイのメールアドレスでプレゼントを贈り、受け取りはセブンイレブンやHMVでできるみたいです。
こっちのほうがプレゼントの種類としては品揃え豊富で、gifteeが飲食なのに対して「もの」が中心。
こちらとの差別化もあり、上記の「gifteeのわるいところ」で挙げたような点が生まれたのかもしれませんね。
参考リンク
[jp] gifteeは「マイクロギフト」でソーシャル時代のちいさなありがとうを表現する http://jp.techcrunch.com/archives/jp-20101007-giftee-explain-small-thank-you-by-micro-gift-at-social-times/
[N] ★★★★★「giftee(ギフティー)」ツイッターやメールで感謝の気持ちをギフトとして贈れるサービス http://netafull.net/web/037155.html
感謝を小さな贈り物にのせて伝える。マイクロギフトサービス『giftee』 | greenz.jp グリーンズ http://greenz.jp/2010/11/10/giftee/
関わったみんながちょっとずつ幸せになるwebサービス「giftee」、そしてそのちょっともったいないところ:[mi]みたいもん! http://mitaimon.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/giftee.html
利用可能な店舗数は23店舗にーちいさなありがとうを伝えるgifteeの戦略を聞く | Startup Dating [スタートアップ・デイティング] http://www.startup-dating.com/2011/04/talk-with-giftee-about-their-strategy/