mixiの日記文化って唯一無二だったと思う

mixiについて思うこと

津田大介さんが、mixiを離れた理由について、おもしろいことをつぶやいていました。

Togetter - 「津田大介氏、mixiについて思うこと」 http://togetter.com/li/78436

最近のmixiは、ダメなニュースばっかりで叩かれ放題ですね。この前のメアド検索の件といい。まぁ、ダメなのは昔っからという話もありますが。

今に始まったことではない「mixi迷走」の歴史 :Heartlogic http://www.heartlogic.jp/archives/2010/12/mixi_19.html

だがしかし、やっぱり最近のmixiは昔とちょっと雰囲気が変わってきて、というかモロにFacebook追随路線になっちゃって、節操ないなーと思います。別にゲームとかやりたくないし。
なかなかヘビーユーザーだった僕としては、寂しい限り。なんというか、中学生の頃好きだった女の子が、高校デビューしちゃってけばくなっちゃってショック。俺の青春を返せ!みたいな気分です。もしくは、好きだったアイドルが路線変更して恋愛トークバリバリしちゃって、「平野綾のやつ好きな人がどうとか言ってんじゃねーよ!」という気分ですかね。
mixiが叩かれてるのって、そんな感じな気がします。みんな大好きだから、批判したくなる。

僕はオープンかクローズドか実名か匿名かはともかく、やっぱりmixiで最強におもしろかったのは、みんなで日記を書いていたことだと思います。

mixiの日記

これは別にデータ調べたわけでもなく、僕の周りの感覚なのですが、2004年ぐらいってみんなめちゃくちゃmixiやってて、みんな日記書いてました。当時大学生だったから暇だったってのもあるんでしょうけど。これ、今考えるとものすごいことですよね。
Twitterが流行ったっていってもやっぱりWebを離れてリアルを見渡すと一部の人だけで。でも、当時のmixiは違った。全然ネット詳しくない人も、「俺が俺が」って前に出る人じゃなくても、みんな日記書いてた。ブログとか絶対書かないような人が日記書いてたのは、それはおもしろいものでした。リア充もちょいワルもオタクもクラスのかわいい女の子もみんな書いてました。特に、酔っ払ってなのか深夜に熱い厨二病的な日記を書かれているのが好きでした。「あー、こいつと別に深い話したことなかったけど、こんな熱いこと考えてたんだ…」みたいな、なかなかリアルでは見えない感情の隙間が見えて、素敵でした。

だけど、だんだんみんな日記を書かなくなってしまいました。原因はよく分かりませんが、一つは単純に飽きたこと。もう一つは、mixiが人数が増えれば増える程おもしろくなくなるという性質のためだったと思います。

みなさんご存知のとおり、mixiの日記ってかなりプライベートな愚痴めいたことを書いている人も多いので、マイミクがリアルのソーシャルグラフと一致すればするほど、書けることが少なくなるんですよね。でも、逆に各々はたくさんの人の日記が読みたいし、mixiもユーザ数を増やしたい矛盾。
この自己崩壊のロジックを、もっと早くにmixiが対処していれば素敵な今があったのになーと思います。

どうすれば良かったかはよく分かりませんが、いろんなことに手を出すより日記をおもしろく、書きやすくする方向を目指して欲しかったなーと思います。



よく、学生の頃に「TwitterとかFacebookがあったら世界が違ったよなー」みたいなことを友達と話します。でもよく考えたら、今の高校生とかってmixiの、みんなが日記書きまくってた一時期の文化を知らないんですよね。これって少し損してるなーと思います。
こんなにも自分の周りの人間全てが日記書いて自己発信している環境って、後にも先にもこのmixi文化以外ないのかもしれませんので。


mixiの日記文化がなくなって、Twitterとか、マイクロブログだとかいうのがWebの主流になってしまって、それがインターネットの進化なのかは分かりません。
もしかしたら進化なのかも。でもそれって、楽しいのかどうかとまた別ですよね。回顧主義なのかもしれませんけど。

たとえば、不便でも昔携帯電話がなかった時代に友達とか好きな子の家に電話するのが少しドキドキしながらも楽しかったような。いちいち紙に書いて手渡ししなければならない交換日記がやたら盛り上がったような。そんな感じです。

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